AIで書いた卒論はバレる?「透かし」と検出の今と、これから



AIで卒論を書くとバレる?透かしの仕組みと今後を卒論とAIの専門家が解説【2026年9月】

AIで卒論を書くとバレる?

「AIに卒論を書かせたけれど、これってバレるのかな―」

そう不安に思ってこの記事にたどり着いた方も多いかもしれません。

結論から言うと、AIで書いた文章がバレるリスクは今、確実に高まっています。そしてその理由はこれまでと少し変わってきました。この記事ではAIで書いた卒論がなぜ見抜かれるのか、その仕組みとこれから起きることを、2026年8月時点の正確な情報で整理します。

 

この記事の目次

  1. AIで書いた文章は、なぜ見抜かれるの
  2. 「透かし」とは何か。今「透かし」を入れてるAIはどれ?
  3. 「透かしを消せばいい」が通用しない理由と、今後の見通し
  4. 透かしの時代に、いちばん強い「卒論の書き方」とは

 

AIで書いた文章は、なぜ見抜かれるの

AIが書いた文章が見抜かれる理由は大きく2つあります。

  1. 人が気づく痕跡
  2. 機械が読み取る痕跡

人がAIの使用に気づくのは、「AIが書いた文章には特有のクセ」によってです。「不自然に整いすぎた言い回し」「具体性を欠いた一般論」そして「実在しない参考文献をあたかも存在するかのように引用してしまう現象」等が挙げられ、生徒のレポートや卒論を大量に見てきた先生などは特にこの痕跡に気づきやすいと言えます。特に卒論のような専門的な内容ではAIは浅い理解のままそれらしい文章を作るため、内容の薄さが露呈しやすいのです。

そして近年これに加えて「機械が読み取る痕跡」が現れ始めました。それが「透かし」、いわゆるウォーターマークと呼ばれるものです。

 

「透かし」とは何か。今「透かし」を入れてるAIはどれ?

透かしとはAIが文章を作るとき、単語の選び方の統計的なパターンとして目には見えない印を埋め込む仕組みです。文字や記号として見えるわけではないので目で探して消すことはできません。

2026年8月時点で主要なAIの状況はこうなっています。

主なAIの「透かし」の状況

AI文章への透かし検出できるか
Gemini(Google)あり(2024年10月〜)検出の仕組みが公開されている
Claude(Anthropic)あり(2026年8月〜、全利用者)教育機関などに検出の提供が始まった
ChatGPT(OpenAI)なし(2026年8月時点)

※「透かし」技術自体は開発済み
透かしによる検出はできない

※2026年9月時点の情報です。状況は変化する可能性があります。

 

GoogleのGeminiは2024年10月からSynthIDという方式の透かしを文章に入れています。
しかもその検出の仕組みは公開されており、Geminiで書かれた文章かどうかを判定できるようになっています(Google DeepMind.”SynthID”)。

AnthropicのClaudeは2026年8月2日以降に公開されたモデルが、すべての利用者のすべての文章に透かしを入れています(Anthropic.”How Claude’s text watermark works”)。

全世界で一律に適用され、無効にする選択肢はありません。そして注目すべき動きがあります。Anthropicはこの透かしを検出する仕組みを提供し始めました。現時点では限定的な公開で、規制当局や報道機関、研究者、そして大学などの教育機関といった一定の資格を持つ組織に向けて提供されています。つまりClaudeで書かれた文章かどうかを教育機関が確認できる仕組みが整い始めているということです。

一方、OpenAIのChatGPTは2026年8月時点で文章への透かしをまだ導入していません。三つの中では唯一テキストに印がない状態です。
ただし、ChatGPTについても完全に安心はできないかもしれません⋯。

「透かし」導入の動きの背景には規制があります。EUはAIが生成したコンテンツに印を付けることを求める枠組み(EU AI Actを進めており、主要なAI企業の多くがこれに署名しました。この規制の流れが各社の透かし導入を後押ししています。

つまり今やどのAIで書いたかによっては、その文章に目に見えない印が埋め込まれている可能性があるということです。
そして、AIを提供している企業はこれまで、一律で全世界に同じ仕組みを導入してきました。したがって、規制が厳しいEUのみ「透かし」を入れるというパターンは考えづらく、EUで必要不可欠な「透かし」を導入するのであれば、日本も含めて全世界で導入することが想定されます。

 

「透かしを消せばいい」が通用しない理由と、今後の見通し

ここで誤解してはいけない点があります。それなら透かしを消せばいいのでは、と考える人がいるかもしれません。しかしそれは得策ではありません。理由は二つあります。

①AIが書いた痕跡は「透かし」のみではない
今、大学が使ういわゆるAI検出ツールの多くは実は透かしを読んでいるわけではありません。文章の統計的なクセからAIが書いた可能性が高いかどうかを推測しています。ですからたとえ透かしを消せたとしても、AIらしい文章の特徴が残っていればこの推測によって見抜かれます。透かしを消すことは対策にならないのです。

②「透かし」検出技術は一気に広がる可能性大
そしてここからが今後の話です。今後は透かしを読み取る検出も広がっていくと考えられます。読み取れる印が現実に増えている以上、検出する側が不確実な推測だけに頼り続けるより、確実に読み取れる透かしを検出に取り入れていくのは自然な流れです。特にAIに関する技術は1ヶ月どころか10日程度で大きく状況が変わるほど変化の激しい業界です。

卒論を書いている途中に、突然、大学側にAI使用が検出されるツールが発表されてしまうなんてこともあり得ます。

実際にこの流れはすでに始まっています。先に触れた通り、Claudeの透かしを検出する仕組みは、大学などの教育機関に向けて提供が始まりました。まだすべての大学が使える段階ではありませんが、検出する側が確実に読み取れる透かしを取り入れていくという方向は、もはや予測ではなく現実のものになりつつあります。

ただし透かしは絶対的なものではありません。検出されてもそれはAIが関与した可能性を示すだけで、それだけですべてが確定するわけではありません。逆に文章を大幅に書き換えたり言い換えたりすると透かしの信号は消えることもあります。ですから、透かしがあれば必ずバレる、なければ絶対に安全、という単純な話ではありません。

しかし全体として見れば、人の目、機械の透かし、そして推測による検出。どれをとってもAIで書いた痕跡を隠し通すという戦略は、これからますます通用しにくくなっていくことが予想されます

 

透かしの時代に、いちばん強い「卒論の書き方」とは

ではどうすればいいのか。
答えはシンプルです。痕跡を隠すことに労力を注ぐのではなく、中身を自分のものにすることです。

論理を自分で組み、内容を自分で理解して書く。そうすれば、そもそも隠す必要がありません。
文章に印が付いているかどうかを心配することも、口頭試問で問われて答えられずに困ることもなくなります。透かしの時代にいちばん強いのは隠すことではなく、隠す必要のない書き方なのです。卒論の口頭試問の対策方法については、こちらで詳しく解説しています

とはいえ、卒論の書き方が分からない、時間がないという現実もあるでしょう。

私たち「卒論・レポート代行プラザ」は生成AIを一切使わず、経験のある書き手が人の手で一つずつ卒論をお作りしています。だからこそ透かしやAI検出を心配する必要がありません。そして納品する卒論はあなたが自分で理解して書き上げるための模範解答としてお使いいただけます。

詳しくは卒論代行の料金とご依頼の流れをご覧ください。

※この記事の情報は2026年9月時点のものです。AIの透かしや検出をめぐる状況は変化が速いため、定期的に見直しています。

 

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